top of page
Shin Ikeda

アトピー人生脱出話⑦〜医者よりネットを信じる


国家資格をもち世間からは信用度100パーセント、良識人間とされる医者からいわれたこの言葉、

「一生治らないよ。」

これはスノーボードに夢中な時期は皮膚炎が落ち着く事を何年も確かめたので、かなり疑問になっていた。

その疑問がまさに正解になる。人生の転機はスノボがくれた。自分の好きな事は必ずハッピーを持って来てくれる。

でも周りの人からしたらただの不幸な事故。

それは着地の衝撃による左膝靭帯の断裂。競技者としては選手生命の怪我。

でもこの靭帯を繋ぎ直す為の復活手術により僕は身体の本質知るきっかけになった。

それは手術後の傷跡が中々綺麗に治らず、周りの人より遅かったのでナースが何気なく言った一言にあった。

「アトピーの人は傷が治りにくい人がいるからね。」

僕は子供の頃から遊びたくって傷なんかすぐ治ってた。この時になんかもう身体がおかしいのかもと自分を疑った。今(当時24頃)と子供の頃と違うのはそのステロイドを常用する様になった事。

この一言がかなりの発想が変わるきっかけになった。それまで本当に医者が説明するアトピーの事を信じ込んでいた。

そもそもナースの一言よりも少し前から薬を疑えるように少しはなっていた。 術後の入院中、膝のリハビリはしていたが、ただベッドでゆっくりする時間も多い。そんな養生する生活なのに湿疹がよく出た。実家にいるより酷くなった。

酷くなるから部分的にステロイドを使う。すると次の日くらいから引いてくる。塗ってから3日ほど経つとまた湿疹が出る。またステロイドを塗る。少し治ってまた3日ほどで出る。というサイクルをボヤ〜っと感じた。それで塗るから出るか??と逆の発想にもなっていた。

そしてナースの言葉を聞いたあとから、その逆の発想でネットを調べ始めたら脱ステロイドという言葉に辿り着いた。初めて知った言葉だった。

「何もしない事が1番の治療法」

驚き、すぐには信じられ無かった。

が、良いと言われる漢方薬も2年ほどやっていたのに何の効果も無かったので治す為に何かをするという事には無駄さを感じていた。

そしてこの脱ステロイドをして、「何もし無い身体」事こそ、確かに僕がなりたい!というか、戻りたい自分であった。

医者でもなんでもなくネットを信じるというとんでもない事だ。ただ、とても辻褄が合うし単純にコレだと確信も出来た。半分はギャンブルだった。

そして実践する為に実家に4ヶ月ほど引きこもった。。

続く。

閲覧数:347回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page